境 道一、知子展、続いてます。
2015.02.27 Friday 09:47
境 道一、知子展22日から始まりました。今回は3月8日(日)までです。
ご来店頂いてありがとうございます。
いやーしっとり豊かな感じがします。
毎日何か発見のあるような、そんな感じです
今回ふたりは、ベースの焼締めとともに、それぞれの作りたいものを
深めていっています。
知子さんは、新しい試みの白磁と人気の耐熱のポット。
道一さんは、釉薬のものを、上がりの変化で見せてくれました。
本当に、すっきりとシンプルなのですが、ひとつづつの力もあって、
毎日これ使ってみたい!とか、これいいなぁなどの発見があって
飽きないです。
知子さんの今回の白磁は、昨年訪れた台湾への旅が刺激になったよう。
前から試みたかったやり方と共に、台湾の故宮で見た中国の宋の時代の
磁器の感じを出したかったのとか。
宋というと、どうなんだろう。
私のイメージは、ちょっとおさえめな優しい感じがするのですが・・・
形も白の色合いも派手さがおさえられてるというか・・・
誰かがスタイリッシュと言っていたが?
すいません・・・あまり知識がなくて・・・
ものの本では、宋の時代は中国の陶芸は最高潮に達し、技術も極度に洗練され、多くの窯で絶妙の器が焼造された。と言ってますが・・・
中国、歴史が深すぎるー!!!まぁ、そこは置いといて?
今回の試み、いいですよ。
白磁自体は、もともとやっていたことで、
大きい変化が見えにくいものではありますが、
こういう感じが作ってみたいのだなぁという感覚が伝わってきましたし、
私の中での一番のポイントの食器として使ってみたいなというところも
うまく押さえられてると思います。
そしてなによりいつも思うのですが、知子さんのそのやりたいことがある
という感じが、とても素敵だなぁと感じるのです。
まるで若かりし頃、何かたくらんでる子供のような?いい笑顔で、
やってみたいんですよねー、というその姿に
こちらもワクワクさせられるのです。
もしかしたら失敗するかもーなんて、
ちょっと心配なことも言われたりするのですが・・・
お仕事なんて、日々は地味なことの連続があたりまえで、それを淡々と
積み重ねていくことで、形になっていくことだとは思いますが、
もちろんそこは押さえつつも、何か遊び心というか、挑戦というか、
ユーモアを持ちつつ進めていく。
なんかそこがいいなぁと。
私はついつい仕事をこなすだけになってしまいがちなのでね。
そんな姿を見せてもらえると、こっちが楽しくなるというか、
私も頑張らねばねと思うのです。
もちろん、知子さんは思いつきだけでなく、
ちゃんとしっかり形にするべくのことをしてるので、
それがまたすごいのですが。
そして道一さん。
こちらはそんなに表明はしないけど、やっぱり楽しげなんだなぁ。
もちろん内面は、やはりかなりもがいてるなぁと思うのですが。
地に足がついてるというか・・・
芯に秘めたる思いと、流れも受けいれていく柔軟さと。
思うところを形にしていくのはそうそう簡単ではないですよね。
こだわりすぎてもいけないし。
どこかで委ねることも必要で。
道一さんのやりたいこと、やってみたいこと、
私にははっきりとつかめているわけではないけど、
彼のものを見ると、まだこれからまたワクワクさせてもらえそうな
予感がするのです。
それを見てみたいなぁ・・・と思わせる何か。
うまく言えませんね。
今回のものも、またやるべきことをやる姿と、委ねる姿がうまくかみ合って道一さんらしくものづくりが重なってきてるなぁと感じました。
美しく、力のあるこの1点というものと、
使う人の想像力を大事にしてくれる押さえがうまく合ってるなぁと・・・
ふたりの器、ホントしみじみ、しみじみ、じわっと感じてくる
いい器が揃ってます。
それは、選んでくれる方々の反応からも感じさせてもらっています。
ありがとうございます。
今回はじっくり2週間の展示です。
どうぞゆっくりご来店下さい。
ご来店頂いてありがとうございます。
いやーしっとり豊かな感じがします。
毎日何か発見のあるような、そんな感じです
今回ふたりは、ベースの焼締めとともに、それぞれの作りたいものを
深めていっています。
知子さんは、新しい試みの白磁と人気の耐熱のポット。
道一さんは、釉薬のものを、上がりの変化で見せてくれました。
本当に、すっきりとシンプルなのですが、ひとつづつの力もあって、
毎日これ使ってみたい!とか、これいいなぁなどの発見があって
飽きないです。
知子さんの今回の白磁は、昨年訪れた台湾への旅が刺激になったよう。
前から試みたかったやり方と共に、台湾の故宮で見た中国の宋の時代の
磁器の感じを出したかったのとか。
宋というと、どうなんだろう。
私のイメージは、ちょっとおさえめな優しい感じがするのですが・・・
形も白の色合いも派手さがおさえられてるというか・・・
誰かがスタイリッシュと言っていたが?
すいません・・・あまり知識がなくて・・・
ものの本では、宋の時代は中国の陶芸は最高潮に達し、技術も極度に洗練され、多くの窯で絶妙の器が焼造された。と言ってますが・・・
中国、歴史が深すぎるー!!!まぁ、そこは置いといて?
今回の試み、いいですよ。
白磁自体は、もともとやっていたことで、
大きい変化が見えにくいものではありますが、
こういう感じが作ってみたいのだなぁという感覚が伝わってきましたし、
私の中での一番のポイントの食器として使ってみたいなというところも
うまく押さえられてると思います。
そしてなによりいつも思うのですが、知子さんのそのやりたいことがある
という感じが、とても素敵だなぁと感じるのです。
まるで若かりし頃、何かたくらんでる子供のような?いい笑顔で、
やってみたいんですよねー、というその姿に
こちらもワクワクさせられるのです。
もしかしたら失敗するかもーなんて、
ちょっと心配なことも言われたりするのですが・・・
お仕事なんて、日々は地味なことの連続があたりまえで、それを淡々と
積み重ねていくことで、形になっていくことだとは思いますが、
もちろんそこは押さえつつも、何か遊び心というか、挑戦というか、
ユーモアを持ちつつ進めていく。
なんかそこがいいなぁと。
私はついつい仕事をこなすだけになってしまいがちなのでね。
そんな姿を見せてもらえると、こっちが楽しくなるというか、
私も頑張らねばねと思うのです。
もちろん、知子さんは思いつきだけでなく、
ちゃんとしっかり形にするべくのことをしてるので、
それがまたすごいのですが。
そして道一さん。
こちらはそんなに表明はしないけど、やっぱり楽しげなんだなぁ。
もちろん内面は、やはりかなりもがいてるなぁと思うのですが。
地に足がついてるというか・・・
芯に秘めたる思いと、流れも受けいれていく柔軟さと。
思うところを形にしていくのはそうそう簡単ではないですよね。
こだわりすぎてもいけないし。
どこかで委ねることも必要で。
道一さんのやりたいこと、やってみたいこと、
私にははっきりとつかめているわけではないけど、
彼のものを見ると、まだこれからまたワクワクさせてもらえそうな
予感がするのです。
それを見てみたいなぁ・・・と思わせる何か。
うまく言えませんね。
今回のものも、またやるべきことをやる姿と、委ねる姿がうまくかみ合って道一さんらしくものづくりが重なってきてるなぁと感じました。
美しく、力のあるこの1点というものと、
使う人の想像力を大事にしてくれる押さえがうまく合ってるなぁと・・・
ふたりの器、ホントしみじみ、しみじみ、じわっと感じてくる
いい器が揃ってます。
それは、選んでくれる方々の反応からも感じさせてもらっています。
ありがとうございます。
今回はじっくり2週間の展示です。
どうぞゆっくりご来店下さい。